「リクルートのご案内」のページをリニューアルしました！

ともべ幼稚園のホームページの「リクルートのご案内」のページをリニューアルしました。
かなり、がっつりしたページになっています。

ご存知のとおり、保育士不足の波を受けて、幼稚園教師についても人不足が続いております。
ともべ幼稚園では、この状況になる前から、できるだけたくさんの教師を採用し、備えてまいりましたので、基準を上回る教師を確保できてはいます。

ですが、この先何もしないのでは徐々に教師人数の確保が難しくなってくることは、火を見るよりも明らかです。

そこで私は、数年前から、「人材採用に関するセミナー」にはできるだけ参加して、情報を集め、考えをまとめてきました。

ほとんどのセミナーで言われたのが、「イメージ戦略」です。
「子どもと笑っている先生の写真を載せて」「イラストをたくさん使って」「園の理念なんかいらない」「若い人たちは文字を読まない」
一理あるのかもしれません。その通りなのかもしれません。

ですが、ともべ幼稚園で欲しいのは、キッチリとともべ幼稚園の理念を理解し、共感してくれる教師です。
イメージだけで判断されては困ります。イラストだけで、ともべ幼稚園を理解したような気になっては困ります。綺麗な写真に目が行って、肝心の「伝えたい言葉」を読まないのでは困るんです。

困るのはともべ幼稚園だけではありません。イメージだけで、なんとなくよさそうだとか、待遇がいいからとかでともべ幼稚園を志望し、面接でいいことを言って採用されたとしても、採用後苦労するのは、当の本人です。結局は、年度という最低限の教師としての子どもに対する責務を果たせずに、途中退職せざるを得なくなります。

イメージ戦略や理念を言わない採用の方法は、応募者を増やすことにあります。分母を増やし、一定の退職者を見越して、必要以上の教師をとるといった戦略を提案するセミナーもありました。

私は、嫌です！

ともべ幼稚園を理解し、共感してくれる教師に来てほしいのです。
そうではない人にたくさん来てもらっても、面接の時間をかけるだけ、業務の支障となります。それだけ無駄な面接時間をつかうなら、「子ども第一主義」のもと、子どもたちのことのために何かしたほうがいいです。

採用戦略の基本は、応募者を増やすことだということは、前職から約３０年人事に携わっていた経験上、わかっています。
ですが、敢えて逆の方法をとりました。

このリクルートページを見れば、ともべ幼稚園が、ともべ幼稚園の職員たちが、なにを大切にしているのかがわかります。

ほとんど、文字しか掲載していないページになっています。ボリュームもかなりあります。読み進めるのには、かなりのエネルギーがいることと思います。

ですが、就職先を選ぶということは、それだけの労力が必要なことだと思います。
就職先を選ぶということは、自分の生き方を選ぶということ、自分の人生を選ぶということです。安易な覚悟でできるものではないと思います。

幼稚園の質は、教育の質です。教育の質は、教師の質です。教師を採用するのに、単なる数合わせ、必要人数の補充だけで済むはずがありません。

セミナーで言われているとおり、今の採用戦略には合わないやり方かもしれません。失敗に終わるかもしれません。
ですが、今までにもともべ幼稚園の理念を理解し、それに共感してともべ幼稚園の教師になりたいといってくれた若者がいて、その結果、ともべ幼稚園はそのような人たちがつくる「一枚の岩」の集団となっています。

私は信じています。幼児教育を目指す人たちの中には、高い志を持った人がたくさんいて、その中には、ともべ幼稚園の「理念の樹」を理解し、共感してくれる人が少なからずいるはずだと。

私は、それに賭けてみます。

どうか、就職希望ではない人もご覧になってみてください。ともべ幼稚園とは、どのようなところかが理解できるページになっています。

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