2025年 園庭が森になります
ともべ幼稚園の園庭が「森」になります。
ともべ幼稚園のある笠間市は、緑の多いところです。幼稚園から車を少し走らせると、豊かな緑が広がっています。
私たちは、その豊かな緑を子どもたちの「育ち」に役立てているでしょうか。
森の中を走り回ったり、森の中で様々な生き物と出会ったり、自然を使っていろいろな遊びを考えだしたり、そんな体験をさせてあげられているでしょうか。
安全上の問題から、子どもたちが自然の中で「生きる力」を培うことができていないのではないのでしょうか。
ともべ幼稚園は考えました。「それならば、園庭を森にしてしまえ!」
春には「芽吹き」が見られ、「葉陰」は夏の太陽から子どもたちを守ってくれます。
秋には様々な「生き物」が訪れ、冬には「北風」から子どもたちを庇ってくれます。
保護者のみなさまにとっては、ちょっとした憩いの場となり、地域のみなさまにとっては、心の安らぎになることでしょう。
この森の特徴は「未完成」ということです。
最初はあえて、シンプルに「凸凹の地面」と「様々な木」だけの森とします。
その中で子どもたち自身が遊びを考え、教師たちがそれを実現するために工夫をしていきます。
1年後、2年後、3年後、10年後、20年後、森は子どもたちとともに育っていきます。
この森を私たちは
そだちの森
と名付けました。
2025年、ともべ幼稚園の園庭は そだちの森 になります。