ともべ幼稚園の三大行事とは、「運動会」「作品展・ごっこ遊び」「おゆうぎ会」です。ともべ幼稚園の教育において、とても重要な意味を持っています。
運動会
三大行事で最初に行われる運動会。毎年10月の第一土曜日に行われます。
運動会においては、おゆうぎの振付や各種目の内容を先生たちが考え、子どもたちはそれを忠実に覚えていきます。
練習は1学期から始まり、2学期の残暑の厳しい中、がんばって練習をします。
そして、その成果を運動会の当日、たくさんの人前で披露します。
自分たちががんばりでたくさんの 拍手や応援を頂くことで、子どもたちの自信につながり、自己肯定感が深まります。
ごっこ遊び・作品展
11月の終わりに行われる行事です。
園全体を会場として一つのテーマを決めて、「見立て遊び」をします。年長さんが主催者側として、自分たちでテーマを考えます。
そのテーマを基に「想像力」をフル回転させ、お店や商品など、自分たちの手で作り出していきます。
この時に、年長さんは何度も話し合いを重ね、小さい子への思いやりの気持ちを持ったり、友だちと意見を交換し合ったりして創造力と協調性を養っていきます。
おゆうぎ会
2月後半に行う行事です。
ともべ幼稚園のおゆうぎ会は、特に年長さんは何の曲をやるか、どんな振り付けにするか、全て子どもたちが決めていきます。
グループごとに子どもたち同士で会議を行い、練習もしていきます。その結果、自分たちが作り上げたという意識が強くなります。
本番当日、会場から届く、拍手・賛辞を子どもたちが感じとり、家庭へ帰ってから保護者にまたたくさんほめてもらうことで、子どもたちは自信を持ち、大きく成長していきます。
・・・そして、この流れに秘密が!
運動会→ごっこ遊び・作品展→おゆうぎ会という流れになることがとても重要です。
教えられたことを着実に身につけていく「運動会」から、先生の力を借りながらも、自分たちで考え、創造していく「ごっこ遊び・作品展」へ、そして自分たちで一から作り上げていく「おゆうぎ会」へと発展していきます。
教師の役割も、教え込んでいく「ティーチング」から、子どもの個性や特性をひきだしていく「コーチング」へと指導が変化していきます。ともべ幼稚園では「コーチング理論」が日本に入ってくるずっと以前から、保育の中で自然にこの流れを確立し伝統的に指導に当たってきました。
年少児ではまだこの流れにしっかり当てはめることは難しいので、無理なく、年少・年中・年長と経験を重ねていくことでこの流れを自然に体験していきます。
そして、「魔法の拍手」のところでもご紹介していますが、ご家族のみなさんにも見ていただき、応援していただき、たくさん拍手を頂くことで、子どもたちは自信をつけていきます。
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