教育方針の中に「伸び伸びとした幼稚園生活の中でたくさんの楽しい体験をして子どもの生きる力を養うこと」とあるように子ども達に様々な体験を用意しています。
毎月のお誕生会
ひとりひとりの成長を祝い、認め合います
子どもたちにとって、自分の誕生日はうれしいものですよね。それをたくさんのお友だちや先生たちとお祝いします。
誕生会当日、その月に誕生日を迎える子は「誕生バッジ」を胸につけて気分を盛り上げます。バッジをつけていることで、おともだちや先生から、「お誕生おめでとう」と声をかけられ、うれしそうにする子どもたちの姿も見られます。 子どもたちは、認められる体験をし自己肯定感が育ちます。
誕生会当日、その月に誕生日を迎える子は「誕生バッジ」を胸につけて気分を盛り上げます。バッジをつけていることで、おともだちや先生から、「お誕生おめでとう」と声をかけられ、うれしそうにする子どもたちの姿も見られます。 子どもたちは、認められる体験をし自己肯定感が育ちます。
おにぎりお弁当の日
毎月、基本的に第2木曜日がおにぎりお弁当の日になります。(月によっては変更があります。)
手軽にどこでも食べられる「おにぎり」にすることで、園庭や近くの児童公園でちょっとしたピクニック気分を味わったり、ホールや違うクラスなどの場所でいただいたりと、いつもとは違うお昼ご飯を楽しみます。
お家の方が作ってくれたお弁当に感謝しながら、いただきます。
季節の伝統行事
日本のさまざまな伝統文化を楽しくわかりやすく伝えていきます。
どの行事も由来や意味をしっかり伝えつつ、祝会当日は行事にちなんだ楽しい出し物で、子ども達と楽しく過ごします。
☆新入児歓迎会「ようこそ、ともべ幼稚園へ」
4月に新しく入ったおともだちを歓迎する、新入児歓迎会「ようこそ、ともべ幼稚園へ」では、年長さんは初めて入園したおともだちを優しくエスコートしてホールまでご案内することで、年長さんは年長としての自覚を持ち、新入児さんは優しいお兄さん、お姉さんと関わり、幼稚園が安心できる場所であることを知ります。
☆こどもの日祝会
「端午の節句」と呼ばれるこの行事。最近では子ども全般との意味合いが強くなっていますが、もともとは男の子が(子どもが)元気にすくすくと育つことを願う行事であることを伝えます。
毎年、園庭には大きなこいのぼりも出現します!すぐ頭上に現れるこいのぼりを、子どもたちはうれしそうに見上げ、お部屋からは元気いっぱいの「こいのぼり」の歌が聞こえてきます。また、学年に合わせて、こいのぼり制作も行っています。
☆母の日保育参観・父の日保育参観・おじいさんおばあさんの集い
「母の日」「父の日」そして「おじいさん・おばあさんの集い」を近い日程で行うことで、親、家族への感謝の気持ちを育てます。
共働きも多くなり、園にお集まりいただくことは本来、保護者様にとっては仕事のお休みを調整したり、ご負担になる部分もあるかとは思いますが、あえて、行事とすることで、忙しい毎日の中でも、わずかでも保護者様とお子様との楽しい時間になればと考えています。
☆七夕祝会
子どもたちには耳慣れない言葉が多く出てくる「たなばた」の歌ですが、歌詞の意味を伝えたり、昔話の紙芝居を読んだり、由来とともに分かりやすく伝えていきます。
園庭には、大きな笹飾り、園舎内の廊下にも少し小さめの笹飾りを作り、華やかにお祝いします。
☆お泊り保育
年長さんが行う行事です。おうちから離れて、おともだちと先生と一緒に、1泊2日の体験をします。
はじめての「おとまり」となる子も多く、普段では味わえない「非日常」を経験します。期待や不安といった様々な感情を乗り越え、終了時には「一皮むけた」年長さんの姿が見られます。自己肯定感を高め、自信を身に着け、独立心を養う行事です。
☆夕涼み会
昔から日本には、暑い夏場に夕暮れ時の風を感じ、戸外で涼をとりながら、夏を楽しむ。という文化があります。また、各地には五穀豊穣を祈願したり、人々の健康や幸せを願って行う、お祭りがあります。
そんな日本の文化を感じられる、夕涼み会。子どもたちはご家族の方と一緒に、浴衣や甚兵衛など思い思いの装いで、ゲームを楽しんだり、盆踊りを踊ったり、おみこしを担いだりと夏ならではの体験をします。
☆お月見祝会
秋の満月はとてもきれいなものです。お月見の由来を知り、自然の移り変わりや、収穫の喜び・感謝を経験します。
そして天体にも興味を持つ良い機会となっています。
給食の先生手作りの美味しいお月見団子もいただきます。
☆いもほり・栗拾い
秋は収穫の時期です。自分たちがいただく食べ物が、どのように収穫されるかを経験し、食べ物への感謝の気持ちを高めます。
「栗」は、笠間市の名産のひとつです。地元への愛着心も育てていきます。
☆もちつき
お正月に向けて、家族総出でもちつきをするというご家庭は減ってきていることと思います。大人でも、何かのイベントで見かけたことくらいはあるかもしれませんが、なかなか体験までとなると難しいのではないでしょうか。
子どもたちの中には臼や杵を知らない子もいます。道具の説明をして、実際にもち米をふかし、餅をついている場面を見せることで、子ども達の印象に残り、学びとなります。
また、年長さんになると、自分も杵で餅をつき、ついたおもちで鏡餅をつくり、各お部屋に飾って、お正月気分を味わいます。
☆クリスマスお楽しみ会
日本の伝統文化ではありませんが、なじみのイベントとして、子どもたちがとても楽しみにしているイベントです。サンタさんが登場したり、楽しい出し物もたくさんです。
☆新年お楽しみ会
新年最初の行事です。厄を払い、幸せをよびよせ、一年間の無事を願います。
もちつきのときに年長さんが作った鏡餅を使って鏡開きをします。お正月ならではの遊びやともべ幼稚園の伝統芸「獅子舞」も披露されます。祝会後に各クラスにまわす福笑いを子どもたちは楽しみにしています。
☆節分祝会
学年に合わせて鬼の冠製作を行います。ひとりひとり表情豊かで個性的な鬼が登場します。
祝会当日、その冠をかぶってホールに集まるので、かわいい子鬼たちでいっぱいに。そして、みんなで 一斉に声をそろえて鬼退治をします。
また、自分たちの「短所」に目を向け、それを「鬼」として退治してしまいます。
☆ひなまつり祝会
日本の伝統文化である「桃の節句」は、5月の「こどもの日」と同じように子どもの成長、特に女の子の成長を願って行われる行事であることを伝え、ひな人形を飾ります。
物を大切にしたり、人にやさしくしたりする心を伝えていきます。
このほかにも、「春・秋の遠足」「避難訓練」「プール開き」などたくさんの行事があります。これらの行事を行うことで、日常にメリハリをつけ、季節感を養うことにつながっていきます。
残念ながら「新型コロナウィルス」によって、多くの行事に影響が出てきています。
ともべ幼稚園では、園児の健康を守ることを大切にしながら、できるだけこの時期にしかできない経験をさせるべく、調整を行っています。
つづいて「食育」についてご説明します。